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 ポルトガルの波力発電

ポルトガルが、世界に先駆けて商業波力発電所「ウェーブ・パーク」をポルトガルの北部ポヴァアデヴァルジン沖合いに2008年完成。

使う発電機は、スコットランドのPelamis波力発電器。1基で750kWを発電し3基で可動。
この波力発電装置の発電量はささやかなものですが、それでも、風力発電用タービン1基と同等の2.25メガワットの発電能力があるといい、かつ大型風力の4分の1から5分の1の広さで済みます。


がしかし、技術的な問題などからわずか数週間で運転停止に追い込まれました。運転停止の背景として、技術的な問題により波力発電装置の稼働停止と分解の必要が生じたこと。

さらに、このプロジェクトの主要出資企業のうちの1社が破産してしまったことが挙げられます。プロジェクトには、総額900万ユーロ(約12億円)の立ち上げ費用がかかっていました。
(AFP)

 
 国内初の波力発電

2009年9月、国内初となる波力発電所の建設を、三井造船、出光興産、日本風力開発の3社が進めています。

現在日本では、海洋エネルギーが新エネルギーに位置づけられていないため国の支援が得られず、諸外国に比べ実用化に向けた取組が進んでいない状況です。

太平洋沿岸に建設する波力発電所の
出力は2万kW程度を予定。2012年をめどに稼働させる計画です。

事業化に先立って、2011年に出力1000〜2000kW程度の実証実験を始める予定。海岸から約10km沖で水深50〜200m程度の地点の洋上に建設する予定で、すでに複数の候補地で調査を進めています。

(日経)


 
 英国の波力・潮力発電

2010年3月、英国の海域を管理する政府系機関のクラウン・エステートが、英国スコットランド北東沖に位置するペントランド湾とオークニー諸島一帯に、波力発電所と潮力発電所を建設すると発表。

受注したのは、英スコティッシュ・パワーや独エーオン、英スコティッシュ・アンド・サザンエナジーなどのエネルギー関連企業。波力発電所 6ヶ所と潮力発電所 4ヶ所の計10カ所を建設。投資総額は
7000億円以上になる見込みです。

これにより、2020年までに総発電容量
1.2ギガワットの電力が供給され、75万世帯から100万世帯の電力を賄えるという。

100万円/kw程度となっており、風力発電の30万円/kwと比べると高いが、2015年には「風力発電と肩を並べる水準になるとの予測もある」といいます。
(ECOOL)

 
ジャイロを使った波力発電

太陽光発電などに比べ開発が遅れていた「波力発電」ですが、神戸大学神吉博教授研究グループは、2010年1月、コストを実用化に近いレベルまで抑えた新しいタイプの波力発電の試作機をつくり、和歌山県沖で発電の実験に成功しました。

従来の波力発電は、波の運動を空気の移動に変換し、タービンを回して発電する方式が主流でしたが、効率の悪さにつながっていました。
ジャイロを使った宇宙ステーションの制御などの研究が専門の神吉さんは波力をジャイロで回転運動に換え、発電機を回す方式を発案。

鳥取大と共同研究を進め、2004年には鳥取市の港湾に最大出力5・5キロワットの試験機を設置。
発電効率はタービン方式の2倍以上になることが確認されました。

現在は電力量1kwhあたりのコストを30円台です。海外では波力発電の実用化にむけた開発競争が進み、コストが20円台の発電機も開発されているといいます。(産経ニュース

 

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