- サウジアラビアは70年代から巨額の補助金で小麦の国内生産を推進。今では余剰分を輸出。
だがサウジアラビア政府は、2016年までに国内生産を止め、小麦の国内需要をすべて輸入に切り替える方針を打ち出しました。
大量の農業用取水のために地下水の水位が年々低下しており、地下水の枯渇が深刻な問題になっているのです。
ちなみにサウジアラビアの穀物自給率は35%、UAEは0%、クウェートは1%です。
また中国有数の穀倉地帯、華北地方の黄河流域に広がる 大平野では、降水量が少なく、農業、工業、生活用水の多くを地下水に頼っています。
中国政府によれば、華北地方では地下水の汲み上げ過剰が年間1200億立方メートルに達するそうです。
河北省水利庁の調査では、同省内の地下水位低下
が著しい地区が2009年時点で20あり、その総面積は4万平方キロメートルに及ぶ。現在でも井戸は深くなり1988年頃は16〜17メートルだったが、99年には100メートルを超えてしまったそうです。
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メコン川の水位は2010年に入り過去30年で最低レベルにまで下がり、流域各国では水運や漁業、農業用水取水などに大きな影響が出ています。被害の約8割はメコン川上流域を含む西南部に集中しています。
下流域の国でも被害は深刻で、タイでは400万人以上の市民生活に影響が出ているといわれ、北部チェンライ県では2月以来、通常2mほどの水位が30cmほどに下がったままといいます。
水不足を受け、政府は北部や東北部の農民に米作を控えるよう呼びかけ、ラオスでは水位低下で物資運搬船が座礁しました。下流域の住民からは、水位低下は中国がメコン川上流に建設した複数のダムの影響によるものだとして、抗議の声が高まっているが中国は「原因は干ばつ」と反論。
タイ、ラオス、カンボジア、ベトナムのメコン川流域4カ国首脳が10年4月、タイ中部ホアヒンで首脳会議を開催。中国もオブザーバー参加した会議では、4カ国首脳が水資源管理のための協力強化をうたった共同宣言を採択。
4カ国の指導者は、援助や貿易関係を通じて影響力を強める中国への遠慮から、この問題で強い姿勢を取れなかたのです。(朝日、毎日)
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