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 日本の取り組み

2009年6月、資源エネルギー庁は「スマートグリッド」の構築に向け、宮古島や与那国島など九州・沖縄地方を中心とする10カ所程度の離島で実証実験を始める方針を発表。

その後2010年1月
東芝は、沖縄電力が沖縄・宮古島で2010年秋から行うスマートグリッドシステムの実証実験システムを一括受注したと発表。受注額は数十億円

4メガワットの太陽光発電システムを新設し、既存の電力系統に連結するなど国内最大規模の実証実験で、年間4000トンのCO2)減効果を目指します。

宮古島では既にある風力(4・2メガワット)や火力(61・5メガワット)、ガスタービン(15メガワット)に加え太陽光発電システム(4メガワット)を新設。

天候によって発電量が大きく変わる太陽光発電を既存の電力系統に接続する際の課題などを詳しく調べる予定です。東芝は15年度に
売上高1000億円を目指しています。

 
 電力会社の動向

2010年3月東京電力は、2010年年10月から東京都清瀬、小平両市の約9万世帯の電力メーターを、スマートメーターに交換し各世帯の電気使用量を通信回線で把握する実証試験を始めると発表。

2013年度以降に自社エリアの
約2700万世帯すべてで切り替える予定。利用者側の負担は生じないそうです。

このメーターは、30分ごとに電気使用量を記録し、無線や光ファイバーなどで東電に送ります。各家庭がどの時間帯にどれだけ電気を使っているかを把握出来、また利用者も専用ホームページで使用量を知ることが出来ます。

メーターには遠隔操作で電気を止める機能があるため、料金を払わない世帯への電気の供給を、現地に出向かなくても止められるため、作業量を減らせるといいます。

関西電力は、2008年4月から東電とほぼ同じ機能を持つメーターを試験的につけ始め、2010年3月末には40万世帯に増やすとしています。九州電力も2009年12月からスマートメーターを導入。2010年夏までに約6万世帯につける予定。 他の電力会社も導入を検討しています。

 
 三菱の実験

2010年5月、三菱電機はスマートグリッドの実証実験を開始すると発表。自社内に実験設備を構築し、関連技術の検証・確立に取り組み、2011年 度までの2年間で約70億円を投資し、実験の成果を生かして、2013年から順次事業化を目指します。


尼崎地区は電力流通システム全体の実証を担当し
、4メガワットの ソーラーシステム、系統用蓄電池、系統安定化機器、150カ所の次世代電子メーター、EV充電ステーションなど。

また、和歌山地区には
200KWの太陽光発電システムを設置して尼崎地区と通信ネットワークで結び、広域監視の実証を行う予定。大船地区は実証ハウスを建て 、家庭内での住宅関連機器のエネルギー管理の実証を行予定。

実験地区ではCO2排出量も削減すると説明しています。
(ケンプラッツ)

 
 日米共同実験

2010年6月、日米両国は沖縄県と米ハワイ州で、「スマートグリッド」の共同実験に乗り出す事を明らかにしました。

技術協力の一環で、環境エネルギー関連ビジネスの海外開拓にもつなげる狙いのようです。

沖縄県とハワイ州はともに電力供給は火力発電がほとんどで、発電用燃料の
9割以上を化石燃料に頼るため、化石燃料依存からの脱却は共通の課題。

その手法として、海洋水の温度差発電の利用、太陽光発電や蓄電池でビル内の電力 需給を完結する「スマートビル」建設、電気自動車を使う観光地モデルの検討、などの案が挙がっています。

2010年4月には、両政府の後押しで
東芝や日立製作所、GE、グーグルなどが参加する両国の民間の協議会同士が協力の覚書を結 びました。

 

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