E は本当に  なのか      - 食のリサイクル -             ガイドマップ  ホーム
 
 「食のごみ」

生ごみなど食品廃棄物は、飼料や堆肥にすれば資源としての価値は高いのですが、日本ではその仕組みが整っていません。

それは、
食料自給率が低いため、輸入食品から出る大量の廃棄物を循環させるのに十分な家畜や田畑が国内にないのがその理由です。

日本の
食品廃棄物は一般廃棄物の3割程を占めます。生ごみを収集するのに手間がかかることなど、多くの自治体では一般ごみと一緒に燃やしているのが現状です。


昭和35年ごろの、食料自給率が79%だった時代には、生ごみを飼料や堆肥として用いる循環システムがうまく働いていました。今後は地産地消を推し進めることだとの指摘があります。

 
 食品廃棄物率


  食品製造業 外食産業 食品小売業 食品卸売業
食品廃棄物 494.7万トン 304.2万トン 262.0万トン 74.3万トン
食品廃棄率 5.0% 22.0% 15.0%
循環率資源再生利用 86% 31% 40% 68%
肥料化 40% 31% 42% 41%
飼料化 45% 12% 23% 41%

 農水省 2006年度

 
 食品リサイクル

食品処理施設には、消費期限切れ前のコンビニの弁当やおにぎりが運ばれて来ます。ここでは高温の乾燥機で、75%ほど含む水分を12%以下にまで減らし、その後、別の処理施設において、脱脂機にかけて、油脂分を6%以下にまで落とします。

配合飼料としての規格をクリアし保存可能にするためです。その後家畜が食べられない部分を取り除いて、加熱消毒され、晴れて飼料に生まれ変わります。この工場では、
1日に約15トンの食品が運び込まれ、3トンの飼料に生まれ変わります。

完成した飼料は、
1キロ当たり約20円で売られる。一般的な配合飼料が55円程度というから、かなり安い。そして、今ではその肥料で育った豚肉を使った弁当がコンビニで発売され、食品リサイクルが完成されています。(読売)

 
 相原高等学校農業クラブ

神奈川県立相原高等学校農業クラブ畜産科学科の生徒は、05年年4月から近隣の給食センターの協力により残飯を回収し、鶏の飼料作りを開始。

当初は、残飯の腐敗や鶏が卵を産まなくなるなどのトラブルがありましたが、県畜産技術センターへの視察や教師の助言等を受け、適度な乾燥やカキ殻等を加え、乳酸発酵させる等がこれらの問題を解決するのに有効であることを確認。

これにより、
長期保存に耐える良質な飼料の製造に成功し、これを配合飼料と半々程度に混ぜ鶏に与えたところ、産卵数や卵質も配合飼料のみで飼われている鶏のものとほとんど変わらないことがわかったのです。

同校で採れた卵は、同校売店で
「相こっこ卵」(10個100円)として販売され、近隣住民からは、「新鮮でおいしい」と好評です。

07年「相こっこ卵」プロジェクトは、
ISO14001優良事例県知事表彰を受けました。また10年2月、日本農業賞・食の架け橋賞 大賞受賞です。

 

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