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熱を集めるコレクタと呼ばれる設備は、曲面鏡を用い、鏡の前に設置されたパイプ(集熱管)に太陽光を集中させ、パイプ内を流れる熱媒体を加熱します。温度は400℃程度となります。
集熱管の中を流れる熱媒体の熱で蒸気タービンを回して発電します。
コレクタは幅6m、長さ100mと巨大で、約1.7km²の広大な敷地に整然と敷き詰められています。
タワー式太陽光発電と比較すると、高温の液体が移動する距離が長くなるため熱損失が大きくなりがちでですが、タワーの一点に光を集中させる必要が無く、鏡を単純に並べることが出来るため大規模な施設の建設が容易です。
しかし、タワー式太陽光発電よりも熱媒体の温度が低いため、効率的に発電できるタービンの開発が求められています。
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「東工大式ビームダウン集光太陽熱発電」と呼ばれる日本発の技術が注目されています。
ヘリオスタットと呼ばれる反射鏡を太陽の動きに合わせて動かし、光を中央のタワーに集めます。光は中央反射鏡で再び反射され、溶融塩レシーバーに集めます。
これは、配管が密集した熱交換器で、管の中を流れる溶融塩は500-1000度にまで熱せられ、この熱で水を沸騰させて、蒸気タービンを回して発電します。
また、蓄熱した溶融塩により曇りや夜間でも発電できるとのこと。
2010年1月から、アブダビのマスダールシティーで実証実験が進められているようです。
東京工業大の玉浦裕教授らのチームが、国内有数の日照時間を確保できる山梨県北杜市に、ビームダウン式集光太陽熱発電の実験プラントの建設を進めているそうです。
日本では大規模な発電所の建設には向いていませんが、それでも火力発電の2倍程度の発電コストを実現する見通しはあるようです。
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