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 鉄鋼スラグ

鉄鋼スラグは、高炉スラグと製鋼スラグがあります。製鉄所の高炉で銑鉄をつくるときに、副産物(鉱石中の不純物など)として生成されたもので、鉱さいともいいます。

スラグは鉄より軽いため、溶銑鉄の上部に溜まり、これを出滓口からとり出し、その後資源リサイクルに貢献しています

鉄鋼スラグ製品は、
グリーン購入法「特定調達品目」に指定されてる地球環境にやさしい資材です。


また、現在各地方自治体では、リサイクル製品認定制度に取り組んでいるところが多く、スラグ製品も。

北海道では「北海道リサイクル製品認定制度」、愛知県では「あいくる」に認定されています。


 
 鉄スラグを使った海の再生

鉄鋼スラグに含まれる鉄分(二価鉄イオン)が、海藻類の生育に必要な栄養分となり、成長に大きな効果が確認されています。磯焼け防止と二酸化炭素削減が目的。

磯焼けはコンブなどの海藻がなくなる現象で、地球温暖化による海水温の上昇や、海水中の鉄濃度の減少などが原因とされ、北海道でも日本海沿岸や、利尻島などで被害が広がっています。

新日鉄では、北海道経済産業局から約1億1200万円の補助を受け、2010年3月に、敷地内に鉄鋼スラグのブロックなどを生産する工場を完成。

方法は、鉄鋼スラグと、廃木材チップを発酵させた腐植土との混合物を袋詰めしたユニットを海に入れ、人工的に
腐植酸鉄を海に供給します。

北海道では、袋詰めの鉄分補給ユニット埋設半年後、ユニット埋設部から沖合い30mほどの海域にコンブが豊かに生育し、2年目、3年目もその効果が継続することが確認できています。

寿 都町沿岸では8月上旬、室蘭市沿岸では9月末に、鉄鋼スラグのブロックや人工石を海に入れ、藻場の再生状況を検証していく予定。(読 売)


 
 鉄スクラップ

鉄は使用されスクラップとなり、何度も繰り返し新しい鉄製品として甦るリサイクルの優等生です。

一般に鉄スクラップと言っているのは、市中から発生する
「市中スクラップ」のことです。

市中スクラップ 工場発生スクラップ ー機械や車などを製造する工場などから排出される

老廃スクラップ    −廃車、建物、その他使用済み鉄製品といった形で排出される
自家発生
スクラップ
製鋼メーカーで、製鋼や加工の工程から出てくるスクラップのことで、製鋼の工程の中で再利用が図られていて、市中にでることはありません。

JFEスチールは、京浜地区扇島エリアに新型シャフト炉の操業を開始しました。新型シャフト炉は年間50万tのスクラップ溶解能力があります。

投資額は約
100億円。新型シャフト炉で銑鉄を生産する際に発生するCO2は、高炉での生産と比較して約半分の量に抑えることが出来ます。また、同種の設備としては、国内最大規模となります。

 
 




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